学長挨拶
「志、挑戦、そして未来へ」
佐賀大学は、1949年に設置された旧佐賀大学と1976年に設置された佐賀医科大学を母体として、2003年の両大学の統合、2004年の国立大学法人化を経て、誕生しました。6学部?6研究科を有する総合大学で、約5,800名の学部学生と約790名の大学院学生が在籍しています。これまでに6万人を超える人材を輩出してきました。
本学では、専門分野の知識の修得とともに、幅広い教養、他者との協調性、主体的に学び行動できる力、地域が抱える課題を解決できる力等を育成するための教育に力を注いでいます。また、佐賀大学美術館をはじめ、附属図書館や附属学校?園、特定機能病院として地域医療を支える附属病院のほか、持続可能な社会の実現に向けた研究を推進する海洋エネルギー研究センター、シンクロトロン光応用研究センターや肥前セラミック研究センターといった先端的研究施設を活用しながら、地域が抱える課題解決に取り組んでいます。
そして、第4次産業革命やSociety5.0といった新しい社会の到来に対して、本学が進むべき「これから」を示す羅針盤として、2020年4月1日に「佐賀大学のこれから-ビジョン2030-」を策定しました。この中で10年後に目指す大学像を「佐賀大学に関わる人々が誇れる大学」、「佐賀大学で学びたいと選ばれる大学」、「地域社会から期待、信頼される大学」とし、そのために必要となる本質的で主体的な改革を示しています。改革を進めることで、地域と共に未来に向けて発展し続ける大学を目指していきたいと考えています。
本学は、これからも、教職員一同、教育?研究?社会貢献活動に全力を尽くしていきます。皆様のご協力とご支援をお願い致します。
佐賀大学学長 兒玉 浩明
このページのトップへ