「佐賀大学 学士力」 平成28年度入学生から
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佐賀大学 学士力
佐賀大学では、基礎的及び専門的な知識と技能に基づいて課題を発見し解決する能力を培い、
個人として生涯にわたって成長し、社会の持続的発展を支える人材を養成する。
そのために、佐賀大学の学士力を次のとおり位置づける。
- 1.基礎的な知識と技能
- (1)市民社会の一員として共通に求められる基礎的な知識と技能
- 様々な学問分野(自然、文化、社会)における基本概念や思考方法を理解し、現代社会の諸問題を自らの力で合理的かつ論理的に推論し判断することが
- できる。
- (2)市民社会の一員として思考し活動するための技能
- ① 日本語による文書と会話で他者の意思を的確に理解し、自らの意思を表現し、他者の理解を得ることができる。
- ② 英語を用いて知識を修得し、グローバル社会に向けて自らの考えを発信することができる。
- ③ 情報を収集し、その適正を判断し、適切に活用?管理することができる。
- (3)専門分野に必要とされる基礎的な知識?技能
- 専門分野について、基本概念や原理を理解して説明することができ、一般的に用いられている重要な技法に習熟している。
- 2.課題発見?解決能力
- (1)現代的課題を見出し、解決の方法を探る能力
- 現代社会における諸問題を多面的に考察し、その解決に役立つ情報を収集し分析することができる。
- (2)プロフェッショナルとして課題を発見し解決する能力
- 専門分野の課題を発見し、その解決に向けて専門分野の知識と技法を応用することができる。
- (3)課題解決につながる協調性と指導力
- 課題解決のために、他者と協調?協働して行動でき、また、他者に方向性を示すことができる。
- 3.個人と社会の持続的発展を支える力
- (1)多様な文化と価値観を理解し共生に向かう力
- 歴史や文化?伝統などの違いを踏まえて、平和な社会の実現のために、自己と同時に他者の立場に立って物事を考えることができ、また自然環境や社会
- 的弱者に配慮することができる。
- (2)地域や社会への参画力と主体的に学び行動する力
- 地域や社会の様々な問題に関心を持ち、地域や社会における自らの役割を主体的に選択?決定し、課題に向けて、主体的に学び行動することができる。
- (3)高い倫理観と社会的責任感
- 高い倫理観によって社会生活で守るべき規範を遵守することができ、社会の健全な維持?発展に主体的に寄与する姿勢を身に付けている。
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